日本の皆さまは、「インドは発展途上国で、とても安く旅行できる国」、と思っている方が多いのではないでしょうか?
この記事では、実際の物価はどんな感じなのか、また当社のお客さまへの想いについて書いています。最後まで読んでみてくださいね!
1. 結論
結論から言うと、日本と同等の衛生環境や快適性、安全性を望むと、それなりの費用がかかります。
2. インドと日本の物価の比較
インドは順調な経済発展に伴い、物価は年々上がっています。
世界の物価を比較する指標として使われる、マクドナルドのビックマックの値段を日本と比較しました。(出典:世界経済のネタ帳、2022年7月27日現在)。
インドは329円、日本は390円となっており、日本は約15%安いだけです。意外と差が少ないですね。
3.インドと日本の経済成長率の比較
ビックマックの値段が分かったところで、次はインドと日本の経済成長率の比較をしてみます(出典:世界経済のネタ帳)。
日本のバブルが崩壊した1991年以降、インドの方が日本よりも経済成長率が高くなっています。インドはコロナウイルスの流行により、厳しいロックダウンを何度も経験し、一時は経済が落ち込みましたが、その後、劇的な回復を遂げています。
3. インフレ率の推移
経済成長に伴い、インフレも起こって、物やサービスの価格が上昇しています(出典:世界経済のネタ帳)。人件費やガソリン代なども、どんどん上がっています。
4.為替レート
インドルピーと日本円の為替レートも変化が見られます(出典:世界経済のネタ帳)。
コロナウイルス流行前の2019年は1ルピー1.51円でしたが、2022年10月現在は1.78円です。日本円が弱くなっています。
2019年10月 2020年10月 2021年10月 2022年10月
1ルピー 1.51円 1.44円 1.50円 1.78円
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
インドは順調な経済成長に伴い、インフレが起こっています。日本と比べるとまだ物価は安いですが、年々上がっています。
更に最近の為替は、日本円が大変弱くなっています。
そして、日本と同等の衛生環境や快適性、安全性を望むと、それなりの費用がかかってしまいます。
インドに安いイメージをお持ちの方は「意外と旅費が高い」、と感じる方もいらっしゃるかと思います。
しかしご希望であれば、インドのイメージ?通りに安く済ませることもできます。
例えばホテルですが、清潔でない、窓がない、エアコンない、お湯が出ない、蚊や虫がウロウロ、外の騒音で眠れないような部屋なら1000円で泊まれます。
でも日本でその様なホテルに泊まりますか?
窓がない部屋は、日本では消防法上、居室として認められていませんよね。
火事になった時にすぐに逃げられません。
当社では、日本人の標準的な快適性や安全性を確保した上で、「本当のインドを知って頂きたい」と考えています。
インドに対する悪いイメージや、嫌な想い出と共に帰国してもらいたくないのです。
当社でも、信頼できる優秀なガイドやドライバーを確保するための人件費が増加しています。
でもお客さまにご満足いただくための人件費を削らず、企業努力を頑張っています。
そして、お客さま一人ひとりのご要望に合わせたオリジナル旅をお作りしています。
マージンが取れるお店にはお連れしておりません。
お客さまの立場に立った旅行計画を遂行しています。
旅費の見積もりは値段だけで判断せず、様々なリスクを考慮してご判断頂けますと幸いです。
今後も大好きな日本の皆さまに、私の大好きな国、インドの旅をご紹介します!
よろしくお願いいたします。
本当のインドを体験しませんか?
ランジャン