コロナ禍のインド旅行!PCR検査やワクチン証明などインド出入国に関する全プロセス!

インド旅行に行きたい!でも色々不安、、、と悩まれている皆さまへ、出入国の現状についてレポートします!

コロナが落ち着いて来たから、インドに旅行に行きたいな〜

ネットで調べてもインドの出入国情報があまり出てこないな〜

情報が錯綜していて混乱する、、、インド旅行の踏ん切りがつかないよ〜

と悩んでいて、渡航への踏ん切りがつかない方も多いのではないでしょうか?

そこで、 2022年3月にインドに渡航したTabiZuki Indiaの日本人スタッフによる体験をご紹介します!

情報を整理した上で、渡航するか否かについて考えるきっかけになると嬉しいです。

本記事は2022年3月ー4月現在ですので、ご利用の際には最新の情報を入手してください。

1. 信頼できる情報を入手する

出入国要件を調べるにあたり、効率よくかつ信頼できる情報を入手するために、ネット上を色々調べました。

結論として、JAL国際線のホームページが一番使いやすかったです。

最新の要件が簡単に調べられます。

インド渡航に関してわかったことは以下の通り(2022年3月現在)。

  1. 英語のコロナワクチン証明書を入手する
  2. 日本からの出発時刻72時間前から出発前までに、RT-PCR検査を実施し、英語の陰性証明を得る
  3. 帰国時のインド出発時刻72時間前から出発前までに、RT-PCR検査を実施し、可能な限り日本書式の陰性証明を得る
  4. 日本到着時に全員がPCR検査(唾液)実施。陰性なら公共交通機関を使って自宅へ帰宅可

2. 英語のワクチン証明書を入手する

コロナワクチンは3回接種しました。接種後、自治体に英語のワクチン証明書の作成を依頼しました。

ワクチン証明書は政府が作った「接種証明書」アプリでも英語版を入手できます。実際、アプリでも入手しました。

でもインドでネットが繋がらない場所で提示を求められたり、アプリのスクショではダメと言われたりするかも、、、と心配なので、紙の証明書も入手しました。

1週間ほどで紙の証明書が届きました。

自治体によっては1週間以上日数がかかるところもあるようなので、海外旅行に行こう!と決めたら早めに依頼してください。

3. 日本出発前のRT-PCR検査

インド入国要件として「出発時刻の72時間前から出発前までに受けたRT-PCR検査の陰性証明書(英文)」が必要です。

72時間前というのは検体採取時刻です。3日前ですね。

これが何だか悩ましかったです。医療機関のフォーマットでは、時刻の記載はなく、何日までしか記載されていなかったのです。

使った医療機関はチームメディカルクリニックです。全国にあるので便利、費用も安めで(16,000円)、英語の証明書作成も慣れているようでした。

採取時刻の記載がない証明書で72時間以内であることを担保するには、3日前ではなく、2日前に検査をする必要があると間違いないと考え、2日前に検査を受けました。

検査は非常にシステマチックで、受付から帰るまで5分かからずに終了しました。

採取方法は鼻咽頭ぬぐい液(スワブ)です。

結果は半日後にメールで送られてきました。証明書はPDFになっているので印刷して持参しました。

スマホのスクショでも問題なかったかもしれませんが、ワクチン証明書と同様に紙でも持参した方が安心だと思いました。

今回、JALの羽田発デリー行きの直行便を利用しましたが、出発3日前くらいからJALから「PCR検査を受けたり、必要書類を忘れずに空港に来てね!」とのリマインダーメールが毎日来ました。

持参を忘れたり不備があってチェックインできないお客様がいらっしゃいます、とのこと

不備ってどういうこと??ドキドキ(笑)自分は正しいプロセスを踏んでいるのか、大丈夫?本当にインドに行ける??

今まで気軽に飛行機に乗ってインドに行っていたのに、なぜこんなに緊張しなきゃいけないのか??と、頭がぐるぐる混乱してきました(笑)

そんな緊張感の中、3月下旬に羽田空港へ。出発当日は空港カウンターでワクチン証明と陰性証明を提示してチェックイン。

乗客は3分の1程度しかいませんでした。

荷物の量や家族帯同の状況から推測して、大半はインド駐在の方々とお見受けしました。出張の方や観光客は見当たらず、、、

そしてとうとう見慣れたデリーの景色が見えてきてインドに入国!

インド入国時も日本出国時と同様に書類を提示して入国審査を受けました。割とあっさり、いつも通りの感じで入国できました。

入国後は普段通りに旅行できましたが、メトロや国内線の機内、博物館など、公共の場ではマスク着用が求められました。手洗い、消毒など衛生管理はもちろんやっていました。

免疫を下げないように、十分な水分補給と、睡眠時間をしっかり確保することも心がけました。

4. 日本帰国前のPCR検査

4月下旬になり、インド時間でのんびり過ごしていたのも終盤に近づき、デリーでPCR検査を受ける医療機関を探し始めました。

初めは滞在先に近いところのローカルのクリニック数件に行きましたが、陰性証明書のフォーマットが日本政府が求める要件を満たしていませんでした。

日本の陰性証明書では、検体採取方法の記載が必須となっていますが、記載がない医療機関が多かったのです。

また、ローカルのクリニックは「ここがクリニックなの??」と思うくらいに本当に薄暗くて、、、綺麗ではないし、、、こんな経験をしたことがない日本人としては、ハードルが高かったです。

2日間位探しましたがこちらの希望にあう医療機関は見つからず、、、500ルピー(約850円)でできるので料金的には最高でしたが、書類の不備で帰国できなくなるのはシャレになりません。

だんだん焦って来た頃、Twitterでデリーで日本様式で証明書を出してくれるところが見つかり、ローカルのところよりだいぶ費用がかかりますが、そこで検査を受けることに!

日本人駐在員の御用達の病院Fortisです。

日本人が多く住むグルガオンのFortis病院にはジャパンデスクがあり、日本人や日本語を話せるスタッフがいるので安心です。

グルガオンのFortisはデリーから約30キロ離れています。距離感を感覚的に言うと東京駅から横浜駅くらいの距離にあります。

インド出発前日の10時ごろ、ジャパンデスクで検査予約をして、検査はせずに一旦帰宅。

インドに駐在している日本人は病院で検査を受けられます。

でも観光客のようにインドに住民票を置いていない人は、居場所を証明するために、滞在先での検体採取が求められます。

14時ごろ、滞在先に係の人が検体採取に来ました。翌日(出発日)のお昼頃、ジャパンデスクの方が陰性だった旨の連絡をくれました!

やっと一安心、これで日本に帰って湯船に入れる喜びで顔がニヤけてしまう(笑)

弊社の社長(ランジャン)から「8月にまた来てー!」と言われましたが「来ません」とバッサリ断り(笑)。

、、、インド出発時刻は19時台だったので、空港に向かうついでに夕方、病院に陰性証明書を取りに行きました。

料金は6,520ルピー(約11,000円、ジャパンデスク利用費用含む)でした。

そして後からわかったことですが、デリーのFortisでも、日本書式でPR-PCR検査陰性証明を出してくれるそうです。

デリー空港のチェックインカウンターで陰性証明を提示。日本書式なのですぐにチェックインできました。

行きの閑散とした機内とは異なり、帰りの機内は満席!

行きには皆無だったインド出張の日本人が増えているようでした。インドも日本でも隔離がなくなったので、出張が再開しているのですね。

またアメリカなど、他の国際線への乗り継ぎのインド人もたくさん乗っていました。

5. 日本到着時のPCR検査

羽田空港に到着後、機材は駐機場へ。他の国際線に乗り継ぐ人のみ降りました。

その後、 PCRの検査場が混んでいるとのことで40分間機内で待機しました。

いよいよ降りられることになり、検査場に向かいます。

検査場では、書類の確認やらコロナ追跡アプリ(MySOS)の設定確認やら、チェックがそれはもうたくさんのチェックポイントがあり、日本だな〜細かいな〜と思いながら、唾液の採取へ。

そう、空港検閲では唾液で PCR検査をするのです。

自身で採取できるの方法なので、スタッフの感染汚染が最小限となりますね。

各人が狭いブースでロートを挿したチューブに唾液を取ります。

この唾液が意外となかなか取れない!

壁にはレモンとか、酸っぱい食べ物の写真が貼ってあり「唾液が出ない人は見てね」と(笑)。

さらに「唾液の泡で量が満たしているようでは不十分です!」とも書いてあります。

量としては、2mlくらい取らなきゃなのです。他の人はどんどん取って、人が入れ替わっていくので焦ります。

ここでの反省点としては「検査場に向かう前から唾液を溜めて準備しておく」ってことです!

いやー大変でした。結果が出るのは30分くらいかかります。陰性であればそのまま入国審査に進みます。

入国審査後、荷物の受け取り場所へ。

駐機場に着いてから2時間くらい経っているので、荷物がどうなっているのか少し不安でした。

でもさすが日本の航空会社さん!、ターンテーブルに並べきれない荷物は、フロアーに整然と!綺麗に並べてありました!

機内から乗客がすぐに降りないので、その後の清掃時間や次のフライトのセッティング時間が短いですよね。そのために工程を色々カイゼンされているのでしょうね。大変です。

また検査場でも航空会社の方がたくさん働かれていました。

コロナ禍となって2年、本当に苦しい、本意でない仕事をしている方もたくさんいらっしゃるでしょう。一生懸命、誠意を持ってお客さんのために働かれている姿に感動しました。

インドでの楽しい思い出と共に、日本ってやっぱり最高!って思いました(笑)

コロナが収束方向であるインドからの帰国者の場合、PCR検査が陰性だった人は公共交通機関を使って帰宅でき、隔離もありませんでした。

今度はいつインドに行こうかなー??

6. 終わりに

今回は、インド渡航に関するプロセスについてお伝えしましたがいかがでしたか?

今はコロナ禍で色んな制約があり、インド旅行が難しい環境です。

私自身も、インド渡航前は色々不安がありました。

でも行ってしまえば、いつものインド、そして新しいインドに出逢えました。

渡航時期は今回、インドでのCOVID-19の感染は収束方向でした(人口2800万人のデリーで1日500人くらいの新規感染者数)。

もちろん、混んでいる場所は避けたり、衛生面には常に気をつけていました。海外旅行保険にもバッチリ加入しました。

健康に気をつけ、免疫を下げないために毎日8時間以上は寝ました。

渡航するか否かは皆さまの渡航目的や価値観、状況により判断は異なるでしょう。ゆっくり考えてみてくださいね。今回の投稿が皆さまが渡航を検討する上での一助になると嬉しいです。

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